こんにちは。
矢作です。
本日はホームページを開設することで、具体的にどのような効果が見込めるのでしょうか。
ここでは、顧客の獲得や営業力強化の面における、ホームページを開設することのメリットについて確認していきます。
24時間365日、広範囲にPRできる
ホームページを開設することのメリットのひとつに、24時間365日休むことなく情報を提供できる点が挙げられます。さらに、ホームページは地域を限定することなくビジネスの存在を広くアピールすることが可能です。時間・移動範囲の面で制限があるテレアポ・訪問にはない、ホームページならではのメリットだと言えるでしょう。
見込み客が自ら訪れてくれる
自社への関心がある見込み客を集めやすいという点もホームページのメリットだと言えます。従来のテレアポや訪問の場合、自社への関心の有無にかかわらず、不特定多数の人に向けてアプローチするのが一般的です。
一方でホームページの場合、必要な情報を用意しておくことで、見込み客が情報を求めて自らホームページを訪れてくれます。効率よくコンバージョンへとつなげるためにも、見込み客が自ら訪れてくれる点は大きなメリットだと言えるでしょう。
ホームページで見込み客を育成可能
ホームページを訪れた見込み客を、段階的にコンバージョンへと誘導できるという点もホームページのメリットだと言えます。見込み客の意識段階に合わせたコンテンツを用意することで、見込み客を顧客へと育成することができます。
以下の記事では、ホームページを訪れた見込み客を育成する方法をご紹介しています。合わせてご確認ください。
参照:ホームページで見込み客を育成!実践したいポイントとは
営業コストを抑えることができる
時間やエリアに縛られることなくPRでき、見込み客が自ら情報を求めてやって来るということは、営業コストを抑えることにもつながります。
作成したコンテンツは半永久的に掲載され続けるため継続的な成果を見込むことができ、コンテンツが蓄積されていくことで会社の資産となります。特に、営業にかけられる予算や人員が不足しがちな中小企業においては大きなメリットだと言えるでしょう。
ホームページが人材獲得にもつながる
ホームページは人手不足の解消にも役立てることが可能です。先述の通り、多くの中小企業が人手不足に悩まされています。そうした状況の中、ホームページを開設しておくことで、求職者に自社の存在や考え方を知ってもらえるチャンスが広がります。
事実、厚生労働省が2014年に公表した「大卒者等のインターネットを通じた就職活動に関する調査」によれば、就職活動を行う上で最も役に立った手段として「企業のホームページ」は最も多い回答であることが示されています。
参照:職業安定局・大卒者等のインターネットを通じた就職活動に関する調査
そして、自社のホームページで理念や方針、社風を知ってもらうことは求職者とのミスマッチの防止にもつながります。
自社の考え方に共感を持つ人材の獲得が、営業力の強化に役立つことは言うまでもないでしょう。
ホームページの開発・活用で営業力強化を実感する企業は多い
上記のように、活用することでさまざまなメリットが期待できるホームページですが、中小企業庁から興味深いデータが公表されています。
中小企業庁の委託によって実施された「中小企業の成長と投資行動に関するアンケート調査」では、自社ホームページの開設・活用をはじめとしたIT投資に取り組む企業は、そうでないっ企業に比べて業績が好調な傾向にあると報告されています。
IT投資の有無別に企業の売上高を見てみると、IT投資を行っていない企業の3年間平均売上高が約11.4億円であるのに対し、IT投資を行っている企業の3年間平均売上高は約23.7億円。また、売上高経常利益率においてもIT投資を行っている企業の方が高水準となっています。
同調査では、自社ホームページの開発・活用によって得られた効果についてのアンケート結果も報告されています。「営業力・販売力の強化」という回答の割合が最も多く、ホームページ活用が営業力強化に役立つことが示唆されてます。
参照:平成27年度中小企業の成長と投資行動に関する調査報告書